馬刺しの部位と味わいの違い
~知ればもっと美味しい!部位別の特徴と楽しみ方~
馬刺しの魅力は、部位ごとの個性にあります。同じ馬刺しでも、脂の入り方や食感、 味わいは部位によって大きく異なります。ここでは、人気の国産馬刺しを部位別に ご紹介します。これを読めば、食べ比べがもっと楽しくなります。
■ 部位別の特徴と味わい
- たてがみ(首元の脂身)
- 肩ロース
- 肩バラ(霜降りが入りやすい部位)
- リブロース
- サーロイン
- ヒレ
- バラオビ(後バラの希少部位)
- ふたえご
- クロッド
- ランプ
- 外モモ
- 内モモ
白く見える脂の部位で、驚くほどあっさりしていて食べやすいのが特徴。赤身と一緒に食べると、脂のまろやかさと赤身の旨みが引き立ち、より美味しく味わえます。
赤身と脂のバランスが絶妙で、さっぱりとした味わい。馬刺しはもちろん、しゃぶしゃぶにも適しています。
「霜降り馬刺し」として知られる部位で、細かいサシが入りやすいのが特徴です。濃厚でありながら食べやすい味わいです。
肉質が非常にきめ細かく、やわらかさと旨みを兼ね備えた高級部位。脂の入り方も上品で、馬肉の中でも特に価値が高いとされています。
リブロースに次ぐ高級部位。適度な脂と高い赤身比率で、馬肉らしい旨みと脂の甘みを両立しています。
脂肪が少なく、驚くほど柔らかい部位で、あっさりとした上品な味わいが特徴です。
後バラの中にでも特に脂ののりが良い部位。焼き物や煮物などの加熱料理にも適しており、馬刺し以外の食べ方でも豊かな旨みを楽しめます
アバラ部分の3 層構造になった部位で、コリコリとした食感が特徴。ユッケや桜納豆に使われることが多い部位です。
上半身の赤身部位で、モモ肉に似た性質を持ちます。赤身の旨みをしっかり堪能できます。
お尻の部分にあたるモモ肉で、味が濃く評価の高い部位。肉質もしっかりしており、馬刺しでは薄切りで食べられるのが一般的です。
モモの中で最も大きな部位で、赤身そのものの味を楽しめます。やや歯ごたえがあり、刺身・ステーキ・鍋料理にも使えます。
外モモより柔らかめで、脂肪が少ない赤身部位。あっさりとした味わいで、刺身やステーキ、鍋料理に適しています。
■ 特別な霜降り部位
- 霜降り中トロ馬刺し
- 霜降り大トロ馬刺し
細かく入ったサシと柔らかな食感が特徴。脂の甘みと赤身の濃厚な旨みが調和します。
舌の上でとろける極上の食感。しっかり脂がのっているのに、驚くほどあっさりとした後味が魅力です。
部位ごとの特徴を知ると、料理や食べ方の幅がぐっと広がります。赤身の力強い旨みを堪能する日もあれば、霜降りの甘みを贅沢に味わう日も。気分やシーンに合わせて、ぜひいろいろな部位を食べ比べてみてください。
当店では、人気部位を一度に楽しめる「馬刺し食べ比べセット」 もご用意しています。
初めての方も、馬肉好きの方も、この機会にぜひ本場の味をお試しください。